看護部ブログ
ケモ室⁉新人研修
今年最後のローテーション研修の紹介は通院治療センターです。ここは外来部門の化学療法=chemotherapy(ケモセラピー)室です。ケモ室とはこれの略語になります。
49名の新人看護師が8月から12月にかけて交代で5か所(ER、ICU、OPE室、中央検査室、通院治療センター)の勤務を経験しました。普段の病棟の勤務とは少し違うので緊張もしたかと思いますが、リフレッシュにもなったのではないでしょうか^^

とても強い薬剤を使用するので、点滴のミキシングやセットなど薬剤部との連携も重要です。見て学ぶことが多くあります。対象の患者さんが来るまでの間に確認をして、準備をします。薬の取り扱いにも注意が必要です。

通院治療センターの看護師がどの様な点に注意しているのか、確認の方法はどうしているのか、薬液の取り扱いはどうしているのかなど説明を受けます。薬によっては適切に使用することで効果が高い反面、取り扱う医療従事者の健康にも影響を及ぼすこともあります。正しい知識を持ち、認識して取り扱うことが重要です。

説明を受け実際に自分たちで点滴に触れてチェックをします。

取り扱う医療従事者の身を守るためにも防護は重要です。防護により暴露と拡散を避け、対象患者の人体への侵入を防がなくてはならない。実施時には手袋やガウンなどを適切に使用することが必要です。病棟で扱う薬とは違うという事も学びました。
4月から少しずつ業務にも慣れてきて、看護ができるようになってきた頃にこの勤務が始まります。他部署を経験することで視点や考え方も少し変わるのでないかと期待しています。
ローテーション出勤は今月ですべて終了しました。1年目看護師の皆さんお疲れさまでした☺