突然の心停止どうする?
今回は蘇生法です。突然の心停止!発見したらどうしていいのか焦り、頭が真っ白になります。私たち医療者はびっくりして焦っているだけではなく蘇生法を実施する必要があります。1年目だからと言ってできないでは通用しません。と言っても、学生の時にBLSは学んできているので全くできないわけではないはずです。
今回は「ICLS」医療従事者向けで実技を中心に行います。

まずは基礎知識の講義を受けます。46名の新人看護師が対象です。多いので午前と午後に分けて開催されます。

心停止の患者を発見したらまず何をするのか。何を準備するのか、必要物品は何か、何を観察するのか、記録はどうやって???色々悩みながら準備します。これでいいのかな~💦これで合ってる?💦💦
4~5人のグループに分かれて実技演習をします。各グループには現場でリーダーシップをとっている主任たちが入り指導します。

蘇生にはチーム力が必要です。心停止となった最初の10分!とにかくこの時間に全てを行う‼役割分担をして実施します。チーム力大事です。声掛けしてるかな?コミュニケ―ションすごく大切。
酸素はちゃんと入ってる?心臓マッサージは効果的にできている?吸引は?点滴は?やることがいっぱいです。

この板はどう使うの?いつ入れる?何のために?覚えることも沢山あるけれどまずはいろんなことを経験しよう。経験ある主任看護師だからと言ってすべてできるわけじゃない。何回も何回も学び、訓練を積み重ね努力を続けているのです。

1年目の看護師は急変を見つけたらまずは周囲へ応援要請をすることが大切です。今回は必要なケアが指導を受けながらできる事を目標としています。何でも基礎を学び習得・理解することは大切ですね。
指導者は午前午後と研修を行いへとへとになってました。今回の研修で一時救命処置を実施し、指導を受けながら行うことで何でこれをやるのか、どうゆう意味があるのかなど根拠が理解できたかな?今後この研修での学びが、頭の隅にでも残り経験を積み重ねていけるといいですね。期待しています(^^)