ERでのローテーション
今回はER(救急外来)でのローテーション出勤を紹介します。
ERはもちろん24時間365日稼働しており、モットーは「断らない」です。救急患者は1日平均40名、救急車の受け入れは平均14~16台です。

ERの場所は病院の裏手にあるので少しわかりにくいのですが、附属棟に行く手前にあります。真っ赤な入口が目印です。
この自動ドアを抜けると


中はこんな感じになってます。ストレッチャーで運ばれたり機器を付けていたりするので広めのスペースとなっています。救急車で運ばれた患者さんはそれぞれ左右にある部屋で診察や処置をします。もちろん個室です。

運ばれてくると複数のスタッフがそれぞれの役割を行います。ローテーションスタッフはまずどの様な流れとなるのかを見学します。

そして丁寧で的確な指導・指示を受けながら処置・ケアを行います。体位や可動域に注意しながら着替えをして検査に行く準備をします。レントゲンやCTなどはERに併設されており素早く検査をすることができます。

痛みや苦しみがある中、場所や音、知らない人などに囲まれて混乱したり不安感に襲われる人が多くいます。そんな中、患者さんの訴えを聞き逃さずしっかりと耳を傾けることが看護にとって重要です。常に忙しく緊急を要しますが、そんな中でも一つ一つ丁寧に作業にならないよう進めていきます。

観察・記録忘れないようにしっかりと。色々事を学びながらローテーションの1日が終わりました。フーっ💦でもERは24時間つづく。
夜勤看護師は3名。”今夜も市民の安心をよろしくお願いします(._.)”と、心で思い感謝しながら私たちは「ローテーション勤務1日ありがとうございました!明日も宜しくお願いします!!」とあいさつして帰ります。緊張したやりがいのある1日でした。
さて、明日のERはどんな感じになるかな?